近年、肌を白く美しくするための美白治療が美容外科や美容皮膚科などの美容クリニックで数多く提供されるようになりましたが、中にはその副作用が懸念される美白治療も存在するので、それぞれのメリット・デメリットをよく調べて慎重に吟味した上で安全性の高い治療を受けることが大切です。たとえば、IPL(インテンス・パルス・ライト)という光を肌に照射することで、シミやそばかすの原因であるメラニン色素の代謝を促す効果のある「フォトフェイシャル」は、実施している美容外科が多くて比較的安全性が高い施術なので、これまで美白治療を受けたことのなくて不安だという方にお勧めの治療といえます。フォトフェイシャルは、医療レーザーによるシミ治療のように施術後に一時的にかさぶたができる心配がないなど、肌への負担が軽度で施術時の痛みも小さいことが大きなメリットですが、その反面、フォトフェイシャルは強力な光を使用してメラニンを減らす医療レーザーと比べて即効性が低く、施術による美白効果を実感するためには1ヶ月に1回程度の頻度で5~6回は美容外科クリニックに通って施術を受けなければならないというデメリットもあります。しかし、フォトフェイシャルは、IPLによって肌の真皮層にある線維芽細胞を活性化させてコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの肌成分を生成を促し、肌の生まれ変わりをスムーズにすることができるので、シミ・そばかすなどのメラニン色素による肌トラブルの解消だけでなく、肌のシワやたるみ、ニキビ・ニキビ跡、赤ら顔など様々な肌トラブルの改善に効果を発揮してくれるのが大きな魅力といえます。
ただし、フォトフェイシャルは、日焼けをしている方や糖尿病などの持病がある方、妊娠中・授乳中の方などは施術を受けられないこともあるので事前にクリニックによく確認しておくことが大切です。
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